パン屋さんの衛生面の実情

 

どーも!パンブロガー福介です ヾ(・_・;

 

今回はパン屋さんの衛生面の話です。

Smart Newsというスマホのニュースアプリを愛読しているのですが(ご存知の方も多いはず)、最新の情報から細かいカテゴリーのマニアックな記事まであってなかなか便利です。

パン関連の記事もちょいちょいありまして、その中で「パン屋さんのパンは衛生的じゃないと感じる人が続出」みたいな記事があったんですよ。

いやいやいや、ちょっと待て!と思いますよね。

気になって目を通してみると

 

ある女性が

パン屋さんのパンは包装されていない。店内でそのパンを素手で触っている客がいたり、商品の側で咳やくしゃみをしている子供を目撃した。悪意がないことが分かっていても、嫌悪感を抱いてしまった。そこで「パンの衛生面が気になる人はパン屋さんに行かないようにしていますか?」

と問いかけてネット上では、賛否両論様々な声があがっています。

 

みたいな記事でその後、賛成意見、反対意見それぞれ挙げられていて、そのあと子供の入店拒否を謳っているカフェの話に移っていきますが、ここでは子供云々は置いといて。

 

問いかけている内容が正直ちょっと意味が分からないですが。

問題になっていることはパン屋さん(セルフ方式のリテイルベーカリー)の商品の裸売りですね。

これはパン業界でもちょいちょい話題として上がってまして、業界内にも様々な意見があります。

 

街のパン屋さんや百貨店、駅ビル、スーパーに入っているパン屋さんをリテイル(小売り)ベーカリーと呼びますが販売形式は主に3種類に分類できます。

①セルフ方式

パンは全て裸売りでお客さんがトングとトレーを持って自ら好きなパンを選ぶ。

②対面販売

パンはショーケースに入っていて店員さんに欲しいパンを伝えてとってもらう。

③セルフと対面の併用

文字通り裸売りとショーケースに入れて販売の両方。

 

割合としては現在は①が一番多いと思います。

②③は最近増えてきている印象ですね。

まず地域の違いや店舗の規模の違いがあります。

主なところで関東と関西を比べると、関東はセルフが多く、関西は対面が多いです。

全国のリテイルベーカリーの統計を取っているわけではないので正確か怪しいところですが、自分の体感や聞いた話、この業界に10年以上いて得た情報をトータルするとこれはまず間違いないと思います。

なぜかは分かりませんが、地域性でしょうか。

それぞれの地域でパン業界での競争に勝ち残っているお店が今も商売しているわけですから、地域性というか県民性というかなんか要因はあるはず。

そして店舗の規模。

これは実際のレジ業務を想像していただくと分かりやすいと思いますが、大型店舗で対面販売なんかしたらレジ業務がまわりません。

すごく大きなショーケースが必要になりますし、お客さんに指定されたパンをとって包装してレジをうって、お会計なんて販売員が何人いてもレジは長蛇の列になること間違いなし。

現実的ではありません。

 

また、チェーン店はちょっと話が変わってくるので置いておきますが、一番大きいのはオーナーさんの考え方です。

セルフ方式(裸売り)と対面販売(ショーケース)のメリットを考えていくと

①セルフのメリット

・自分が購入したいものを店員に気兼ねなく自由に選べる。

・お客さんが自らパンをとるので販売員の業務が減る。

・焼き立てのパンが、オーブンから出たばかりのパンが売り場に並べられる。

・商品の香りが売り場を漂っていて購入意欲をそそる。

②対面のメリット

・お客さんの行動範囲に商品がないので、事故がほぼない。

・必ず販売員とお客さんに会話が生まれるため、オススメをしやすく、またお客さんか

 らの要望を吸い上げやすい。

・商品の状態の管理がしやすい。

などがあげられます。

オーナーさんがどちらを選ぶのか、パンのライヴ感をとるか、お客さんとのコミュニケーションを重視するかという点が大きいかと思います。

 

それぞれのデメリットもありますが、結局は解消できることではないので、パン屋サイドとしては上記のメリットも含めてお客さんに選んでいただくしかないんですよね。

 

また製造現場での衛生面はどこのパン屋さんも、しっかりと労力を割いて管理していることはしっかりお伝えしたいです。

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