Breadroom    

~パン教室兼おうちパン作り研究室~

ほのかな甘み広がるもちもちクルミパン

 

どーも!パンブロガー福介です ヾ(・_・;

 

今回はファミマさんの「ほのかな甘み広がるもちもちクルミパン」¥110です。

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まずパッケージの「2015殿堂入り」が目立ちますね。

パッケージ裏に説明ありました。

「くるみパン・オブ・ザ・イヤー」とは

カリフォルニアくるみ協会が、2011年から実施している一番人気のくるみパンを決定する人気投票コンテストです。

だそうです。

なるほど。

 

存在は知ってはいましたがクルミコンテストには出したことないなぁ。

レーズンコンテストには応募した恥ずかしい過去があるのですが。

 

コンテストではリテイル部門とホールセール部門に別れているのが一般的です。

この商品は、ホールセール部門の受賞商品ですね。

(リテイルが街のパン屋、ホールセールは工場という感じで分類してます)

殿堂入りとはすごいですね。

 

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表面、裏面です。

きれいな茶色ですね。

タマゴがきれいに塗られています。

 

形もクルミパンのもっともオーソドックスな形。

クルミパンというと、生地を丸めてハサミを縦に入れ中央を残してカットする成形が多いです。

クルミ自体の形を表しているとよく言われてますね。

クルミの粒を上から見ると確かにこんな形かも。

これは5か所カットバージョンですね。

 

裏面を見るとカット部分に筋が残っています。

焼成前は離れててもパンは膨らむのでくっついてしまいますがそこの接触は弱いのでちぎれやすいです。

ちぎって食べましょう。

 

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断面(内相)です。

クルミがちょっと少ないかな・・・

粉対比20%ないですね、これは。

 

断面の気泡(小さい穴のぷつぷつ)は細かく、キメはこまやかですが向きは横向き。

平たい気泡が多いですね。

パンが縦に伸びてない、膨らんでいないことが分かりますね。

柔らかさはあるけどフワッと感はなさそうです。

 

そしてクルミパンの特徴なんですが、内相がくすんでますよね。

「くすんでいる」というとなんかあまりいいイメージがわきませんね。

少し紫がかっているというか、グレーとブルーみたいな。

白くはない。

これはクルミから「プロアントシアニジン」が生地中の水分に溶けだして着いた色です。

生地を仕込んだ直後は生地は白いのですが、そのあとの発酵の工程で生地を寝かせていると徐々に生地が紫っぽくなっていきます。

自分も最初はすごく不思議に思っていたのを覚えてますね。

 

「プロアントシアニジン」は加水分解により「アントシアニン」を生成します。

こっちのほうがなじみがある響きですよね。

ブルーベリーとかに入っているあれです。

 

成分説明されてもよくわかりません、て感じですよね。

なにが言いたいかというと、クルミは栄養価が高いよ!ってそれだけでした。

 

「プロアントシアニジン」は抗酸化物質ですし、クルミの細かい成分表を見るとなんかすごい食べ物だなということは分かります。

そして一番大きいのはクルミはカロリーは高いのですが糖質含有量は少ないんです。

素晴らしい!

 

 

長くなっちゃいました。

いただきましょうか φ(^▽^*)♪

 

なんというか商品名がしっかり説明してしまっていて「その通りですね~」って感じですね。

控えめな甘みともっちりした食感・・・

 

アントシアニンのお話をした通り、生地中の水分に成分が溶けだしていくので、クルミパン特有の生地の味ってあります。

まさにそれが感じられます。

食感は、内相の通りですね。

ソフトではあるけど、ずっしり感もあり食べ応えもあります。

生地のひきはそれほどなく、ちぎりやすいですね。

口溶けもよく生地を飲み込む直前に一番甘味を感じます。

湯種を使用していて水あめが配合されているそうで、その効果がしっかり出ていますね。

美味しい生地です。

 

ただクルミもっと欲しい!

 

以上  282kcal

それではまた明日~ ( ̄ー ̄)ノ

 

 

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