どーも!パンブロガー福介です ヾ(・_・;
今回は「パン屋巡り」です。
パン屋激戦区代々木上原エリアの老舗と言えるかもしれません。
「Levain」さんに行ってきました。
レンガ調で独特。
それでいてなんか温かみのある雰囲気。
雑然と物が置かれているお店周りと、店内の電球がいい味出してます。
こちらの写真はお店正面ですが、写っていない右となりに併設のカフェがあります。
天然酵母の第一人者とよばれている方のお店。
オーガニックにこだわった根強いファンが多い名店です。
お客さんはもちろん、作り手にもファンが多いお店。
自分もこちらのお店の本を買って読みました。
天然酵母というか自家製酵母は全粒粉を使用しているのが一番の特徴です。
ライ麦粉と全粒粉でたねを起こしてそれを全粒粉で継いでいくイメージです。
全粒粉 - Panpedia
そのため発酵力は弱く、商品はずっしり重ための味わい深い商品がメインです。
パンとしての特徴がとてもはっきりしているお店ですね。
そのため、好みは分かれるところではあるのかなぁとも思います。
濃いぃパン達ですね。
焼き色だけでなく、パンの表面の感じとか、見て分かる硬さ。
ピザとかアップルパイがあります。
ただこてこての菓子パン生地のふんわり惣菜パンはないです。
お店のスタンスがほんとにすごいです。
そして、量り売りです。
グラムいくらのポップもあります。
大型パンなども多いのでレジで切り分けてもらうものも多いです。
こんなオシャレ商品もあります。
バゲットを買いに行ったので、クロワッサンはおまけです。
もうほんとにクラスト(パンの皮部分)が個性的すぎる。
バゲットも十分すごいですが、クロワッサンはさらに半端ないっす。
こんなクロワッサンはルヴァンさんだけでしょう。
クロワッサンにも自家製の全粒粉の種を使用しているので、こんな表面になります。
全粒粉の主張は強いですよね。
砂糖もあんまり使っていないんでしょう。
パン屋さんの利きクロワッサンしたら、これだけは絶対に分かる自信があります。
内相。
もうなんかよく分からない。
めがつまっていて、内部は濃い目の灰色。
全粒粉でクロワッサン作ったことがないのでよくわかりませんが、まぁこんな感じになるんでしょうね。
色みとかめのつまった感じとか。
個性が強すぎる。
食べてみると案外クロワッサンしてました。
バターの風味はしっかりしてるし、食感もさくく、美味しいクロワッサンらしい感じ。
ただ硬いです。
サクッというかザクっという表現が適切かも。
めが詰まっているんですが、それでも空間はあるので食感は折り込み生地のそれです。
とにかく、個性的な、あんまり食べたことがない食感と風味。
すごいとしか言えないクロワッサンです。
メインのバゲット。
こちらもやっぱり特徴的。
全粒粉感が目立ちます。
そして内相がきれいです。
体にいいというイメージが先に来てしまいますが、それ以上に全粒粉は風味を豊かにしてくれます。
雑味なので、味に奥行きを与えてくれるんですが、なんというか。
好きな人はすごく好き。
でも苦手な人は苦手って感じになりますね。
まさにそんな感じのバゲット。
ちなみに自分は美味しく感じるタイプなので嬉しいんですが、これ苦手な人もいるよなぁという感じはしっかりあります。
食感もバゲットよりもひきがあり、ギュっとしている感じ。
これも利きバゲット大会があったら当てる自信があります。
そんな個性的なすてきなお店です。
それではー( ̄ー ̄)ノ
あ、「ルヴァン」はフランス語で「種」という意味です。
発酵だねのこと。
このお店はまさに全粒粉の自家製酵母がこのお店の「ルヴァン」なんです。
ルヴァン(Levain) - Panpedia