どーも!パンブロガー福介です ヾ(・_・;
今回はプチメックさんの商品の簡単レビューです。
朝一でオープンしてすぐに店内に入ったのですが、お客さんが数人いまして、しかも対面販売。
アイテムはじっくり見れたのですが、「次の方、お決まりでしたらどーぞ」と店員さんに言われてさっと選んじゃいました。
もっといろんなもの買えばよかった (-_-)ウーム
ただバゲットとクロワッサン買えたので最低限の仕事はできたかな。
バゲットです。
ハード系が数多くありましたがシンプルなバゲットにしました。
長さはいわゆるバゲットの長さです。
55センチくらいかな。
とても細く感じます。あまり膨らんでいなくてギュっとしている感じ。
持つとずっしり。
表面のクラストやパンの底を見てみると、冷蔵発酵のバゲットのようです。
色付きや触感からしかり焼きこまれている感はあります
クープは6本ですね。
ちょっと珍しい。
右が内相の写真です。
ちょっとこの日のバゲットはごめんなさいって感じですね。
バゲットでしかも冷蔵発酵でこの内相は少し・・・
キメが細かい部分とキメが粗い部分がはっきり分かれてしまっていますね。
バゲットはきめが粗いポーラスな内相がよいとされています。
~参考~
こういう感じですね。
大きい気泡がたくさんありますよね。
パンが膨らんでいる証拠でもありますし、食感が全然違ってきます。
はい。
次行きましょ。
クロワッサン。
焼き色強めなクロワッサンですね。
しっかり焼きこまれています。
内相は、ちょっとパンっぽいです。
クロワッサンのクルクル成形のあとは残っていますが、食感もパリッとではなくもちっとって感じでしょう。
パンの皮の部分(クラスト)が厚めでしっかり焼成していることが分かります。
全体的にひきが強そうな感じ(食感)のクロワッサンです。
最後。
ミルクフランスです。
ルックスは当然のようにいい感じなんですが。
これとっても興味深くて、冷蔵発酵のがっつりハード系の生地にミルククリーム絞ってます。
しかも生地にはナッツ(クルミのようなクルミじゃないような)が練りこまれています。
ミルクフランスの相場としましては、セミハード系のプレーンな生地にミルククリームを絞るものが一般的です。
なのでだいぶ珍しいタイプのミルクフランスですよね。
いただきましょう。
感想としましてはクロワッサンとバゲットはちょっとスルーします。
ミルクフランスが一番美味しかったですね。
圧倒的。
ミルクフランスという商品を考えた時。
一般的にはパンはセミハード系のパンです。
ひきがあって硬さは感じないけど食べ応えがある生地。
プレーン(生地になにも入ってない)が一般的なのは中のミルククリームに目立ってほしいからです。
生地が主張してクリームが主張してだと味のバランスがうまくとれない。
ですので口の中での主役はあくまでミルククリームでパン生地の役割は食感がメインです。
生地の小麦の風味だったり発酵フレーバーはあくまでおまけ。
そんな商品設計のミルクフランスが一般的だと思います。
それに対してプチメックさんは、パン生地はがっつりハード系。
バゲットの生地と一緒かもしれませんね。
ひきがあるし硬さも感じる生地。
食べ応えはセミハードよりもあります。
冷蔵発酵なのでパンの風味も強いです。
クリームが少し隠れがちな感じになりそうですよね。
しかしこちらのクリーム。
ラム酒が効いているんです。
クリームが全然隠れてない。
表に出てきます。
これ今まで自分が食べてきたミルクフランスの中で非常に珍しい。
そしてすごく美味しい。
クリームもパン生地お互いが仲良く主張してきます。
そこにナッツの食感が加わって来ますから美味しくないわけないですよね!
いやぁ、美味しいですよ
これ。
お子さんにはどうなのって感じもありますが、黒メックのシックでオシャレな外観、内装込みで考えるとすごい素敵な商品だと思います。
黒メックさんだけなくて、日比谷のメックさんだったり、赤メックさんにもあるかもしれませんのでよろしかったら是非食べてみて下さい。
以上です。
それではまた明日ヽ(´∀`。)ノ