Breadroom    

~パン教室兼おうちパン作り研究室~

フロインドリーブ 神戸三宮

 

どーも!パンブロガー福介です ヾ(・_・;

 

今回は神戸三宮にありますフロインドリーブ生田本店に行って参りました。

関西、関東の百貨店さんにも出店されている有名店の本店です。

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1924年創業。

老舗中の老舗。

創業者はドイツ人のフロインドリーブさんです。

自分はドイツパンで有名!くらいの認識しかありませんでした。

 

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お店がきれい。

写真とりすぎました。(外観だけですが)

現在の店舗はもともと教会だった建物を改装してお店にしたそうです。

おしゃれで厳かな雰囲気の素敵な店構え。

 

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お店のロゴですかね。

プレッツェルが可愛らしい。

1階が売り場で2階がカフェみたいです。

 

昼前くらいに到着したのですがカフェ待ちのお客さんであふれていました。

2階へ上がる店内の階段のところに順番待ちのお客さん用にベンチが置かれているのですが満員。

そして順番をお知らせしてくれるボードには「ただいま14組のお客様がお待ちです」。

すごいな。

 

1階の売り場はもちろん対面販売。

ショーケースに焼きあがったパンや洋生菓子が整然と並べられています。

高級感漂う売り場です。

 

ショーケース以外にも陳列スペースがあり、たくさんの焼き菓子(クッキーやフィナンシェなど)が並べられています。

パンより焼き菓子メインて感じです。

ギフト用にボックスも充実していて全国に配送もしてくれます。

 

肝心のパンはアイテム数は控えめな印象。

いかにもドイツパンて感じのものもプンパニッケル(粗びきライ粉80%以上配合のドイツパン)くらい。

ハード系も数種類です。

食事用パンとしてはプルマン食パンとイギリスパン。

バゲットもあります。

ヴィエノワズリー(ペストリーやブリオッシュ)がちょっと充実してますかね。

クロワッサンはとても面白い成形。

菓子パンはあんぱんとシナモンロールくらいです。

 

プレッツェルがなくて少しがっかりです。

売り切れかな。

パンよりもギフト用の焼き菓子とカフェに力を入れてらっしゃる感じです。

 

勝手な想像というか業界の傾向ですがどうしてもドイツパンてあんまり売れないんですよね。

ドイツパン専門店だったり、ドイツパンに非常に力を入れているお店もたくさんありますが、それで成り立っているのはそのお店の努力がすごくあると思います。

日本人の味覚、体質ではドイツパンはやっぱり流行らないと思います。

自分は結構好きなんですけどね。

少数派。

 

 

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クロワッサンとアップルパイ。

クロワッサンがリボンのような形。

珍しくて面白いです。

 

初めて見る形。

開いている両サイドの部分は非常にバリっとザクっとした食感で美味しい。

ただバターの香りはいまひとつ。

バターの香りがしないわけではないのですが、口に中で味わっている際に、良いクロワッサンは鼻からバターの香りがしっかり抜けていきます。

それがあまりないかなぁ。

見て楽しめるクロワッサンですが、その形が影響しているのか、芯の中央部分の火抜けが少し気になりました。

しっとりというかちょっと柔らかく水気を感じます。

 

四角いのはアップルパイ。

表面には切り分けた棒状の生地が二本交差しています。

スタンダードなアップルパイです。

中のリンゴを漬けた洋酒がだいぶ効いていてとても自分好み。

ただお子さんには少しきついかも。

 

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ソフトライトースト。

ライ麦粉20%配合のイギリスパンです。

意外にありそうでない、ライ麦入りのイギリスパン。

ドイツパン推しのお店ならではですね。

 

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内相とサイド。

ライ麦粉は小麦粉に比べるとグルテンがだいぶ少ないので、ガス保持力も劣り膨らみづらくなります。

また生地がべたつきやすくなるので作るのが少ししんどくなります。

 

それでも内相の写真から、気泡(小さい穴のふつふつ)はしっかり縦伸びしてますし、イギリスパン独特の気泡構成をしっかり形成しています。

またサイドの写真からパイル(オーブン内で生地が伸びて生地裂けている部分)も出ていて美味しそうです。

 

実際頂いてみると

ライ麦粉の特徴の酸味は控えめ。

食感はソフト。

通常のイギリスパンよりしっとり感がありますが、クラストから香ばしさも感じられます。

ライ麦粉がブレンドされているため風味も豊かで美味しいです。

スライスしたバターだけをのせて(✖塗る)食べるのが一番美味しそう。

サンドイッチに使ってもよさそうですね。

きっと一味ちがうサンドイッチになります。

 

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フレンチ(S)です。

フランスパンですね。

大きいサイズと小さいサイズがあります。

今回は小さい方。

 

ライトーストもそうなんですが、こちらのフレンチも煉瓦窯で焼いているそうです。

こちらのお店のウリ一つです。

あまり聞いたことないんですが、昔からある窯で、レンガって重量感のある重たいイメージなので石窯のようなものだと思って良さそうです。

 

fukusuke33.hatenablog.com

 上記の記事で簡単な説明をさせていただいてます。

 

フレンチも短時間でガッと焼いている感じがありますね。

表面がちょっとノペっとしている感じです。

 

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内相です。

あまりフランスパンらしくはない内相ですが、狙ってこうしているのかも。

食感としては中のクラムがしっとりです。

クラストの硬い甘味がない食パンて感じ。

風味は弱めで塩気も薄い印象を受けます。

 

そんな感じでした。

以上!

 

http://freundlieb.jp/

 

 

 

カフェでは期間限定でBeerHallにもなるそうですよ。

 

それでは~ヽ(´∀`。)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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