どーも!パンブロガー福介です ヾ(・_・;
今回は
子供からご年配まで大人気!
「ミルクフランス食べ比べ」です。
置いてないパン屋さんはないんじゃないか、というくらいよく見かけるアイテムです。
人気あります。
実際よく売れます。
ちょっと噛み応えがあるパンにミルククリームを挟むだけ、というシンプルなアイテムです。
シンプルゆえにそのお店だったり会社の特徴が出る面白いアイテムですね。

写真上がセブンさんの「練乳ミルククリームの香ばしフランス」 ¥118
写真下がファミマさんの「濃厚ミルクフランス」 ¥130
(以下、セブンさんをS、ファミマさんをFと表記致します。)
価格はともに税込みです。
商品名に特徴を乗せていくスタイル。
パッケージはシンプルですね。

パッケージから出すとこんな雰囲気。
Sがやや長いですね
そのぶんFは太さがあります。
生地重量は同じか、違っても5gくらいでしょう。
パッケージにも表記がありますが、Fは表面に白い粉が。
小麦粉がちょろっとついています。
これは粉をふって焼成しているわけではなく、いわゆる手粉の残りですね。
工場でのパンを作る工程はほぼすべて機械なので、街のパン屋さんなど手作りのところと比べるとどうしても手粉が多めになってしまいます。
パン生地はべたつくので、機械での製パンでは仕方ない面もあります。
ただ機械での製パンは大量生産が可能ですので、価格が抑えられるなどのメリットもたくさんあります。
そして表面には共に斜めにカットが入っていますね。
Sが4本、Fが3本です。
焼成前にカットを入れることでパンはボリュームが出ます。

裏面です。
全然違いますね。
下のFはたくさんの丸いデコボコがあります。
これはパンチング天板と呼ばれるタイプの天板に細かい穴が開いているタイプのものです。
様々な形状があるのですが、特徴としてはパンの裏面すべてが天板に接していないので
パン生地への熱の伝わり方が良いので火通りが良くなります。
パンの底がすべて天板に接していると、オーブンに入ってからまず天板の温度が上がりそれから熱がパン生地へ伝わり温度が上がっていきます。
つまりパンチングのほうがパン生地への熱の伝わり方の効率がいいんですね。

クリームの量はどうでしょう。
左がSで右がFです。
同じくらいですかね。
ただこの写真でもわかりますが、Fの方がパン生地が太いので、一口食べたときに感じるクリームの量はSのほうが多く感じそうですね。


内相です。
上がS、下がFですね。
写真とるのが下手なんです。<(_ _)>
光の調整というか、光の当て方ですかね~。難しい。
分かりづらいんですが、Sは内相はややクリーム色です。
対してFは真っ白です。
キメはFのほうが粗く、気泡も大きめです。
ここからSは生地にタマゴが入っていてミキシングがしっかりめ。
Fはタマゴは入らずミキシングも控えめなことがわかりますね。
それぞれ食感もなんとなく想像ができます。
それではいただきましょう! φ(^▽^*)♪
間違えた。
今回は食べ比べでしたね。
食べ比べでは次の4点で比べていきます。
- 外観(見た目)
- 香り
- 食感
- 味
改めて。セブンさんの「練乳ミルククリームの香ばしフランス」がS
ファミマさんの「濃厚ミルクフランス」をFとします。
1. 外観
Sのほうが焼き色が強いですね。色が濃いといいますか。
生地にタマゴが入っているためだと思われます。
そしてつややか。光沢があるようですね。
スチームがたっぷりかかっています。
すでに触れていますが4本のカットがしっかり入っていて外観もいい感じです。
Fはそれに対して焼き色が控えめ。粉の残りもあって白さが際立ちます。
良い意味での素朴感があります。スチームも控えめ。
カットは3本ですが、ちょっとおしゃれな感じとは言い難い。
少し残念なのはスチームが控えめ、もしくはかかってない?からかとじ目が割れ
てしまっていることですね。
内相の写真を見ていただくと分かりやすいのですが、右半分がやや不格好ですよ
ね。
2. 香り
Sはパン生地の香りが強いですね。
パン生地のタマゴの甘い香りと発酵フレーバーが合わさったいい匂いがします。
断面からもクリームも香りはほとんどしないです。
パンの香りがそれに勝っていますね。
「香ばしさ」までは正直いかない気はしますが、パンのいい匂いです。
対してFは、クリームも香りが強いですね。
「濃厚」にふさわしいミルク感をしっかり感じられる香りがします。
もちろんパンから小麦の香りと発酵フレーバーも感じられます。
ただSとは逆でクリームの香りがそれに勝っていますね
3. 食感
ほぼ内相のところで考察した通りの食感でした。
ちょっと安心しました。∩( ´∀`)∩
Sはパン生地は柔らかいですがひきがあり噛み応えがあります。
口の中の滞在時間は少し長め。
ただFに比べパン生地は細いため、クリームが多く感じられ、一口で口の中に入ってくるパン生地の量は少なめなので気になるほどではありません。
逆にFはパン自体はやや硬く感じられます。
しっとり感もSに比べるとあまりありません。
ただひきがほとんどなく、歯切れがよいので食べやすいですね。
ミルククリームを強調しやすいパン生地の食感になっているのかなって感じがしました。
パンがしっとり感が少なく、歯切れがよいほうがクリームの滑らかさ、舌触りのよさが
際立ちますよね。
4. 味
パン生地自体はSのほうが甘味があります。
そしてクリーム自体の甘味もSのほうが強いですね。
Fはパン生地はパンの味(小麦の風味が強いシンプルな味)で、クリームは甘さも十分ですがそれ以上にミルク感が非常に強いクリームとなってますね。
「濃厚」と謳っているだけあるなぁといった感じです。
トータルの甘みはSがだいぶ強いかなといった印象です。
以上です!
子供からご年配まで幅広い支持があるミルクフランスですが、この比較した2品でおすすめすると
子供や甘いほうが良いという方はセブンさん。
甘すぎるのはちょっと、という大人な方はファミマさんがよいかと思います。
カロリーはセブンさんが 368kcal ファミマさんが 377kcal です。
ではまた明日~ ( ̄ー ̄)ノ
単品でもレビューしてます。
よかったらご覧ください。
fukusuke33.hatenablog.com